ロビーカード

 このホームページを御覧の方なら、僕が古いハリウッドミュージカル映画が好きな事はもう御存知でしょう。そんな僕がパソコンをいじるようになってからじわじわと集めているものに、このロビーカードがあります。僕がロビーカードを初めて買ったのは、もう10年以上前の事になります。アメリカにいる時、よく大きなアンティークフェアに足を運びました。そこでこのロビーカードを専門に扱っているディーラーがいて、僕は大好きなジュディガーランドの主演映画「SUMMER STOCK」のロビーカードを見つけて、その当時でも$100しましたが買ってしまった。これが最初。

 そもそもなんで僕がロビーカードにひかれたのか?一番の理由は小さい!最初は大型のポスターが欲しかった。だがポスターというのは貼る場所が限られている。そうそう何枚も貼れるものではない。もちろん古いやつは値段も高かったりする。その点ロビーカードは小型なので、スペースもとらず、またファイルに入れて保存し楽しむ事もできる。値段もたいがいポスターよりは割安である。もう一つ、これらは公開当時のオリジナルである。今の印刷技術とはちがうので、当時の雰囲気がすごく伝わってくるのも魅力です。

 そんなロビーカード、アメリカではたくさんコレクターがいるが、日本ではほとんどいないと思う。その為日本の映画関係の本屋やポスター屋さんでも取り扱っているところはまずない。僕はアメリカに住んでる時、ポスター屋さんなどをけっこうまわったが、自分が欲しいMGMのミュージカル映画のロビーカードが見つかる事なんてほとんどなかった。ハリウッドに行った時も全然見つからず、がっかりした覚えがある。ところが、パソコンを使うようになり、インターネットオークションなんぞのやり方を知ったら、このロビーカードが毎日沢山出品されている事を知って大興奮。なんたってアメリカ全土だから、すごい数である。僕が欲しかったようなカードが沢山見つかり、これぞ歓喜の買い物である。こうして2〜3枚しか持っていなかったロビーカードが急激に増えていった。

 大好きなミュージカル映画のオリジナルのポスターが小型で楽しめる。僕は裕福ではないので、なんでもかんでも買う経済力はない。そこで自分でルールを決めた。まずはミュージカル映画のタイトルカードを集める対象に。そしてシーンカードは踊っているシーン、またはミュージカルナンバーのシーンのを集める事にした。

 ロビーカードのサイズはインチで、日本の規格サイズにはあわないが、アメリカでは規格サイズなので、向こうに行くとカードがピッタリ入る額縁やファイルを買って帰る。(結構重くてかさばるんだけどね)

 とにかく僕はこのロビーカードが好きなんです。何枚か額に入れて部屋に飾ってありますが、けっこういつまでも見ています。飽きません。黄金時代のハリウッドの夢が伝わってくるんですよ。僕にとってはホント宝物です。

 ロビーカードをご存知ない方のためにちょと御説明しますと、まっ簡単に言ってしまえば小型の映画のポスターです。宣伝用に映画館のロビーに飾られていたもので、11インチ×14インチ(約28cm×35cm)と普通のポスターよりかなり小さめ。一つの作品に8枚がセットになっている。一枚目がタイトルカードというもので、いわゆる普通のポスターと同じ役割をしている(左上のやつ)そして残りの7枚がシーンカードといって、どんな場面があるか紹介する役割をしている。8枚セットで市場にでることはめったにありません。タイトルカードが一番値段が高いことが多く、シーンカードは場面の良いのが人気があり、つまらない場面のカードとは値段も変わってきます。映画会社から公開する映画館に配られ、上映終了後、また回収されたのだと思うが、のちにコレクターや業者の手にわたったのだと思う。30年代から50年代ぐらいがロビーカードの華やかに時期だが今でも作られてはいる。(ちなみにこれは僕の所蔵品ではありません。オークションにセットで出品されていた「雨に歌えば」のオリジナルロビーカードです。最終的にすごい値段になり僕は手が出ませんでした。)

[Easter Parede]1948年、MGM

[In The Good Old Summertime]1949年、MGM

[Three Little Words]1950年、MGM

[Ziegfeld Follies] 1946年 MGM

  

最近入手した一枚

[THIS TIME FOR KEEPS]1947年MGM作品。主演エスターウイリアムス。これから夏を迎えるにあたって涼し気な一枚である。

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