|
|
![]() |
「船橋ヘルスセンター.....長生きしたけりゃちょとおいで、チョチョンのパ、チョチョンのパ」のCMソングがすっと口ずさめる人は30後半以上の人でしょう。この「1万坪の白亜の温泉デパート」が誕生したのは1955年2月。自分は何度か親に連れられていった覚えがありますが、中がどうなっていたのか覚えていませんでした。一つ記憶に残っているのは、そこにステージがあって、ショーをやっていたことです。そして広い館内を果てしなく歩いていると、いくつも舞台があったこと。このことだけは覚えていました。そのこと以外、船橋ヘルスセンターがどんなところだったか、その全体像を思い出す、すべがありませんでしたが、先日、古本市で案内図を入手することができました。今あらためて見てみると、東京ディズニ−ランドのようなテーマパークができる30年以上前に、こんなすごい娯楽施設があったことに驚かされます。自分が子供だったから広く感じたのかもと思っていましたが、実際広かったことがわかります。数々のお風呂はもちろん、遊園地、ローラースケート場、釣り堀、海中プール、ゴルフ場、遊覧飛行場まであったなんて、まさしくテーマパークの先駆けであります。1977年5月に閉園しました。そして1981年4月その跡地は大ショッピングセンター「ららぽーと」として生まれ変わった。 |
![]() |
![]() |
| さあ、それでは案内図をみながら中を散策してみましょう。国電(この頃はまだJRではなかった)船橋駅からヘルスセンター行き直通バスにのって5分。白亜の大殿堂がみえてきます。入り口には観光バスもたくさんならんでいます。正面玄関から入ってみましょう。入場料を払ってまずは自慢の大ローマ風呂に向かいましょう。奥には岩風呂もあります。貸切れる家族風呂もあります。脱衣所の先には温水プールになってます。入り口の右横には食堂があります。 |
![]() |
| 右の方へ進むと、大広間があります。風呂を浴びた後、大広間でくつろぎます。そこには持参の弁当を広げる家族ずれや、おすしやうどんをとって食べてる人、ビールやお酒でもりあがってる団体で賑わっています。舞台ではお客さんが自慢の隠し芸を披露。子供達は娯楽場で射的、鬼泣かせ、スマートボールに熱中しています。 |
![]() |
| 大広間からさらに右に進んで、大コマ館に入ります。ここには大滝、大風呂、蒸し風呂、トルコ風呂、電気風呂、酵素風呂、家族風呂があります。温泉は地下5千尺の3つの井戸から一日2万5千石沸き出しております。大滝風呂の先には室内温水プールの「裸天国」、大喫茶パーク「南国サロン」2、3階には貸きり大部屋、小部屋、ダンスホールもあります。 |
![]() |
| コマ館の4階には500畳敷の大広間があり、中央に円形コマ廻り舞台を備えたステージがあります。有名な歌手などがショーをやったりしていました。専属舞踊団「船橋ヘルスセンターダンシングチーム」も常時出演していたらしい。僕が覚えていたステージは、たぶんこの場所だと思います。ちなみに一時期ドリフターズの「8時だよ!全員集合」は船橋ヘルスセンターで公開録画をしていました。 |
![]() |
| 建物も裏には大遊園地があります。東洋一の大モノレール、観覧車、豆汽車、人工衛星、その他。ちょっと変わっているのは、ブラジル、フィリピン、トルコ、スイスなどの民家を模した「各国村」があります。東京湾を一周できる遊覧飛行機の滑走路は、その先にあります。 |
![]() |
| 滑走路を超えると、海中大プール、円形プール、淡水プールがあります。鉄骨3階立の海の家があり、7月〜9月には大勢の人でにぎわっていました。この他、9コースのゴルフ場、モーターボート場、結婚式場などもありました。一日では遊びきれないこの広さ!今は無き夢のパラダイスにもう一度いってみたい。 |
|
|